cocosy

オフィス移転インタビュー・取材

たった2週間で希望に合う物件に出会えた!ビルオーナーとの直接交渉でスピーディーなオフィス移転が実現!【atena株式会社】

郵便物をメールのように管理できるクラウド郵便サービスを提供しているatena株式会社。オフィス移転に、仲介会社を挟まずに物件オーナーと移転先を探す企業とを繋ぐマッチングプラットフォーム「cocosy」を活用しました。

atena株式会社 代表取締役 白髭 直樹
クラウド郵便®︎サービス「atena」は2020年5月からサービスリリースしており、郵便物・総務・バックオフィス等の領域で幅広くサービスを提供。社会全体のスムーズなデジタル化(”やさしいDX”)を実現を目指す。
atena株式会社:https://atena.inc/

物件探しに行き詰っていたとき、「cocosy」に出会った

――cocosyを知ったきっかけは何だったのでしょうか。

なかなか希望に合う物件が見つからず悩んでいたところ、株主からLexiの紹介を受けて、cocosyを知りました。

そこから物件が決まったのが半月後だったので、非常にスピーディーだったと思います。移転自体は4〜5回経験しているのですが、今回はスケジュールがタイトだったため、cocosyを利用することで早く移転先を見つけられて良かったです。

――cocosyを知った際の印象についてはいかがでしたか。

人が介在する移転しかしたことがなかったため、プラットフォーム上で物件を探して直接やり取りできるツールに珍しさを感じました。

スピーディーに希望に合致する物件が見つかった

――cocosyを使ってみた感想をお聞かせください。

今回の移転は希望する物件の規模が少々マイナーだろうと思っていたため、マッチする物件がサクッと見つかったことに驚きを感じました。

これまでの我々の移転は、自分たちで物件を探し、目星をつけた上で不動産会社に候補を伝えるというスタイルだったので、今回も自分たちで探していたんですよ。規模感に加えて、賃料など他の希望条件も入れていくと、本当に合致する物件がありませんでした。cocosyを使っても探すのに苦労するだろうと思っていたため、嬉しい誤算でしたね。

サービスのコンセプトも気に入りましたし、ぜひ次の移転でも使いたいと思います。

――使い勝手についてはいかがでしたか?

登録もスムーズでしたし、特に使いづらい点はありませんでした。強いて挙げるなら、路線での検索システムですね。今回の我々のニーズが都内の5区内で、その区内の駅をすべて数えると検索上限の20を超えてしまったので。

ただ、いろいろな条件で絞り込み検索もできたのは便利でした。物件の広さだけではなく、使い勝手の良い間取りだとか、なかなか説明しづらい弊社ならではのこだわりもあるため、自社で探せると効率が良いんです。

あとは坪単価がきちんと明記されている物件が多いのも良かったですね。これまで物件探しに使っていたサイトでは「応相談」表記が多く、逐一仲介会社に聞いて確認する必要があったのが手間だったんです。ざっくりであっても金額感がわかるのは、非常に参考になりました。

――cocosyは移転先を検討している企業から物件オーナーに連絡が取れるだけではなく、オーナーからコンタクトを取ることもできます。この点についてはいかがでしたか?

良い仕組みだなと感じました。希望する物件の条件を掲載でき、それに合致する物件をお持ちのオーナーから提案してもらえるのが良いですね。

――その他、cocosyに対して改善希望点があればお聞かせください。

こうしたサービスは物件オーナー側がどれだけ情報を掲載してくれるかが重要だろうなと思いました。大きなオフィスビルの取り込みも含め、もっと掲載数が増えていくとより良いサービスになると感じます。

人が介在する部分をいかにシステムに落とし込むのかが今後の鍵

――今後のオフィス移転業界へのご希望はございますか。

スタートアップの移転は、事業内容の説明など、手続き周りで一定人が間に入る必要性があるのだろうなとあらためて感じました。たいていの企業は物件オーナーとのやり取りの経験があまりなく、どうコミュニケーションを取れば円滑に進むのかといったこともわかりませんから。

例えばサポートセンターが9〜18時で対応してくれて、必要時に遠隔サポートしてくれると助かると思います。ただ、必ずしも人でなければならないと思ってはいません。システムも上手く活用し、必要なサポートができるようになったら良いですよね。現状ではまだ人がカバーしなければいけない部分が残っている気がしています。

あと、今回cocosyを使って感じたのは賃料交渉の代行の必要性ですね。複数物件に絞れたら、検討材料が賃料になってくるかと思うのですが、スタートアップだと人事や総務など、少ないリソースのなかで誰かがその交渉に当たらなければなりません。絞れたのが5物件であれば、5カ所のオーナーと交渉しなければならず、なかなか大変なことなんですよね。システムで簡単に交渉ができると便利だろうなと感じています。