📅 2026年6月版 2026.6.25(坪単価の目安・市況は随時見直しています)|ライター:cocosy運営局(オフィス仲介プラットフォーム「cocosy」運営)
「今のオフィス賃料、もしかして高すぎる?」——更新や値上げのタイミングで、ふとそう感じる総務・経営担当者は少なくありません。しかし「高い/安い」を感覚で判断すると、交渉でも移転判断でも根拠を欠いてしまいます。この記事では、オフィス賃料が適正かどうかを判断する3つの方法を、坪単価の相場比較チェックリストとともに解説します。
オフィス賃料が適正かどうかは、月額の総額ではなく坪単価(1坪あたりの月額・共益費込)で比較します。総額だけ見ても広さが違えば比べられないためです。計算式はシンプルです。
坪単価 = 月額賃料(共益費込)÷ 契約坪数
たとえば60坪で月額150万円(共益費込)なら、坪単価は25,000円。この数字を同エリア・同規模の相場と比べることで、初めて「高い/安い」が判断できます。なお共益費を別計算しているケースでは、共益費込みに揃えてから比較しましょう。
最も手軽なのは、同エリア・同規模で現在募集中の物件の坪単価を確認する方法です。複数件を見て平均的な水準をつかみます。cocosyのようにエリア別・規模別で相場を整理しているサービスを使えば、1件ずつ計算しなくても水準を把握できます。
上の式で自社の坪単価を出し、周辺相場帯のどこに位置するかを確認します。相場帯の上限を超えていれば「割高」、下限なら「割安」。築年・グレードが平均的なのに上限を超えているなら、交渉の余地は大きいと言えます。
募集賃料は「希望価格」のため、実際の成約水準とずれることがあります。可能であれば、掲載データや成約事例の坪単価も確認し、募集と成約の両面で相場感を持つと精度が上がります。cocosyは約5万件の物件データをもとにした相場情報を提供しています。
自社の賃料は高い?安い?
同エリア・同規模で実際に募集中の物件と坪単価を、その場で無料で比較できます。
自社の坪単価を当てはめる際の目安として、東京主要エリアの坪単価帯(共益費込・中規模オフィスの目安)をまとめます。築年・グレード・規模で変動するため、あくまで比較の出発点としてご利用ください。
| エリア | 坪単価の目安(共益費込) |
|---|---|
| 丸の内・大手町(千代田区) | 3.5〜5.0万円 |
| 虎ノ門・六本木(港区) | 2.8〜4.5万円 |
| 渋谷 | 3.0〜3.6万円 |
| 銀座・日本橋(中央区) | 2.8〜4.0万円 |
| 西新宿(新宿区) | 2.5〜3.5万円 |
| 品川・田町 | 2.0〜3.5万円 |
| 五反田・大崎 | 2.0〜2.4万円 |
※cocosy掲載データをもとにした目安(2026年6月時点)。エリア・規模別の詳しい相場は各エリアの相場記事をご覧ください。
自社の坪単価が相場帯の上限を超えていた場合、選択肢は2つです。
いずれの場合も、出発点は「周辺相場を正確に把握すること」です。
オフィス賃料が適正かはどうやって判断しますか?
月額総額ではなく坪単価(月額賃料÷契約坪数・共益費込)に換算し、同エリア・同規模・近い築年の相場帯と比較します。相場帯の上限を超えていれば割高、下限なら割安と判断できます。
坪単価の比較で気をつけることは?
共益費を込みに揃えること、同エリア・同規模・近い築年で比べること、募集賃料と成約水準の両面を見ることの3点です。条件を揃えずに比べると、割高・割安の判断を誤ります。
賃料が相場より高い場合はどうすればいいですか?
まず相場データを根拠に更新時の据え置き・減額交渉を試みます。交渉が難しい場合は、相場並みのエリアや物件への移転を検討し、移転コストと毎月の差額を比較して判断します。
賃料が適正かどうかは「坪単価を周辺相場と比べる」ことで判断できます。同エリア・同規模・近い築年で比較し、相場帯のどこに位置するかを確認しましょう。割高と分かったら据え置き交渉、難しければ移転。まずはcocosyで周辺相場を無料確認し、自社の坪単価を当てはめてみてください。