cocosy

オフィスノウハウ

オフィスのおとり物件とは?見分け方4つと防ぐための探し方

オフィスのおとり物件とは?見分け方4つと防ぐための探し方

ライター:cocosy運営局(オフィス移転プラットフォーム「cocosy」運営)

ポータルサイトで条件にぴったりのオフィスを見つけて問い合わせたら、「その物件はちょうど申込が入りまして……代わりにこちらはいかがですか」。オフィス探しをしたことがある方なら、一度は経験があるのではないでしょうか。それ、いわゆる「おとり物件」だったかもしれません。

おとり物件とは、実際には契約できない物件を広告に掲載して問い合わせを集める手法のことです。本記事では、オフィス探しでおとり物件が生まれる仕組み、問い合わせ前に見分けるチェックポイント、そして引っかからないための探し方を解説します。

おとり物件とは?実は2種類ある

「契約できない物件が掲載されている」状態には、大きく2つのパターンがあります。

①意図的なおとり広告

成約済み・存在しない・貸す意思のない物件を、問い合わせを集める目的で意図的に掲載するケースです。好条件の物件で連絡を取らせて、別の物件に誘導する手口で、宅地建物取引業法や景品表示法で禁止されている違法な広告です。

②更新が追いついていないだけの「結果的おとり」

悪意はないものの、成約後の掲載削除が追いついておらず、結果的に契約できない物件が載り続けているケースです。オフィス物件の募集情報は、オーナー→物件業者→仲介会社→ポータルサイトと伝言ゲームのように流通することが多く、途中のどこかで更新が止まると、古い情報がそのまま残ります。実際に問い合わせて「もう埋まっています」と言われる物件の多くは、こちらのパターンです。

借り手にとっては、意図的でもそうでなくても「時間を無駄にした」という結果は同じです。だからこそ、情報の鮮度を見抜く目を持つことが大切になります。

おとり物件を見分けるチェックポイント

①相場より明らかに安すぎる

そのエリア・グレードの相場から不自然に安い物件は、まず疑ってかかりましょう。相場を知らないと「安すぎる」に気づけないので、探しているエリアの賃料相場を先に頭に入れておくのが実は一番の防御になります。エリアごとの相場は東京都心オフィス賃料相場マップで確認できます。

②掲載日・更新日が古い、または書かれていない

情報の更新日が数ヶ月前のまま、あるいは更新日の記載自体がない物件は、鮮度が保証されていません。オフィスの募集状況は日々動くため、「いつ時点の情報か」は物件のスペックと同じくらい重要な情報です。

③問い合わせると内見をはぐらかされる

「まず来店してください」「その物件より先にこちらを見ませんか」と、掲載物件の内見日程をなかなか確定させない場合は要注意です。実在して募集中の物件なら、内見の調整を渋る理由は基本的にありません。

④複数の媒体で条件が食い違う

同じ物件がほかのサイトにも掲載されているなら、賃料や募集条件を見比べてみましょう。媒体によって条件がバラバラな場合、どこかの情報が古い可能性が高いです。ビル名で検索して、募集の実態を確かめるのも有効です。

なぜオフィス探しはおとり物件が起きやすいのか

住宅と比べて、オフィスの募集情報は流通経路が長く、閉じたネットワークの中でやり取りされてきた歴史があります。オーナー(貸し手側の企業)が出した募集情報が、複数の会社を経由してポータルに載るまでにタイムラグがあり、成約情報が逆流するのにもまた時間がかかる。この構造が「結果的おとり」を生む温床になっています。

裏を返せば、情報の経由地が少ない探し方を選ぶほど、古い情報をつかむリスクは減るということです。

「いつ時点の情報か」が分かる物件だけを見たい方へ
オーナーが直接掲載・更新している募集区画を、更新日の新しい順に並べて確認できます。

更新が新しい順で募集中のオフィスを見る 〉〉

会員登録なしで閲覧できます

おとり物件に振り回されないオフィスの探し方

  • 相場観を先に持つ……エリアの坪単価の目安を知っていれば、不自然な安さに気づける
  • 更新日を必ず見る……「いつ時点の募集情報か」を確認する習慣をつける
  • オーナーに近い情報源を使う……貸し手が直接掲載・更新する仕組みのサービスなら、伝言ゲームによる情報の劣化が起きにくい
  • 内見の日程をすぐ確定させる……はぐらかされたら、その物件(とその業者)からは引く

エリアから、更新の新しい募集区画を確認する

cocosyはオーナー自身が募集情報を掲載・更新するため、仲介会社を経由する間に情報が古くなる構造がありません。下記はいずれも「更新の新しい順」で表示されます。

cocosyは、オーナー側が募集情報を直接掲載・更新するオフィス移転プラットフォームです。仲介会社を挟まずオーナーと直接やり取りする探し方については、オーナーと直接交渉する手順と注意点を解説した記事もあわせてご覧ください。

まとめ|「安すぎる・古い・はぐらかす」の3つに注意

おとり物件には、違法な意図的おとり広告と、更新遅れによる結果的なおとりの2種類があります。どちらにしても、相場より安すぎる物件を疑う、更新日を確認する、内見をはぐらかす業者から引く——この3つを徹底するだけで、無駄足のリスクは大きく減らせます。

オフィス探しは情報の鮮度がすべてです。「誰が・いつ更新した情報か」を意識して、効率よく移転活動を進めましょう。

物件を探して回る時間がない方へ
希望条件を登録しておくと、オーナーから直接オファーが届きます。

登録・利用は無料。仲介手数料も大幅削減できます。

オフィスの物件探し、無料相談受付中!