📅 2026年6月版 2026.6.10(相場データは毎月更新しています)|ライター:cocosy運営局(オフィス仲介プラットフォーム「cocosy」運営)
事業が伸びて社員が30人規模になると、「今のオフィスが手狭」「会議室が足りない」といった声が増えてきます。いざ移転を考えると「五反田で30人なら何坪必要か」「賃料相場はいくらか」が分からず、最初の一歩でつまずく方は少なくありません。この記事では、五反田で30人規模のオフィスを借りるための必要な広さの考え方から賃料相場、移転スケジュール、費用、物件選びのチェックポイントまでを解説します。
必要な広さは1人あたりの面積から逆算できます(会議室・共用部を含む)。一般的な企業では1人あたり2〜3坪、スタートアップは内装をタイトに設計する傾向があり1人あたり1.5〜2坪が目安です(1人あたり面積の定義や近年の推移は、オフィス家具メーカー・オカムラの調査コラム「オフィスの一人当たり面積とは?」も参考になります)。30人規模で計算すると次のようになります。
| 人数 | 一般企業(2〜3坪/人) | スタートアップ(1.5〜2坪/人) |
|---|---|---|
| 10人 | 20〜30坪 | 15〜20坪 |
| 30人 | 60〜90坪 | 45〜60坪 |
| 50人 | 100〜150坪 | 75〜100坪 |
つまり30人なら、スタートアップでタイトに設計すれば45〜60坪、一般的な企業なら60〜90坪が目安です。本記事では選択肢の多い60〜70坪(約198〜231㎡)を標準ケースとして相場や費用を解説します。増員計画と働き方に合わせた広さの決め方は「スタートアップ企業のオフィスは広さが重要?」も参考にしてください。
五反田エリアの坪単価相場(共益費込み)は規模によって次のように推移します。30人規模の60〜70坪は「50〜100坪」区分にあたります。
| 規模 | 坪単価(共益費込) |
|---|---|
| 50坪未満 | 2万円台前半(20,000〜24,000円) |
| 50〜100坪 | 2万円台前半(20,000〜24,000円) |
| 100〜300坪 | 2万円前後(18,000〜20,000円) |
この坪単価(20,000〜24,000円・共益費込)で30人規模(60〜70坪)の月額を試算すると次のとおりです。
| 坪数 | 坪単価20,000円 | 坪単価24,000円 |
|---|---|---|
| 60坪 | 約120万円 | 約144万円 |
| 65坪 | 約130万円 | 約156万円 |
| 70坪 | 約140万円 | 約168万円 |
つまり30人規模なら毎月のオフィス費用は月額約120〜168万円が目安です。坪単価は共益費を含んだ総額のため、別途上乗せされることはありません(「管理費」「共益費」の違いもあわせて確認しておくと安心です)。契約時には敷金(賃料の6〜12ヶ月分)・礼金・原状回復などが別途かかります。
💡 ポイント:五反田は規模が大きくなるほど坪単価が下がる傾向で、100坪を超えると坪2万円前後まで下がります。渋谷(50〜100坪で坪3万円台前半)と比べると3〜4割ほど割安で、コストを抑えつつ山手線エリアに構えたい企業に向いています。
参考までに、同じ30人規模でも渋谷の相場は50〜100坪区分で坪単価3万円台前半(30,000〜34,000円・共益費込)、月額にすると約180〜238万円が目安です。エリアごとの相場やオフィスの選び方を比較したい方は「渋谷で30人規模のオフィスを借りる相場と選び方」もあわせてご覧ください。
五反田エリアの物件は、募集状況や賃料が変動するため、最新の区画・空き状況はcocosyでご確認ください。希望の坪数(30人なら60〜70坪)と予算を登録しておくと、条件に合う物件のオファーが届きます。駅周辺の中規模ビルを中心に、60〜70坪を基準に、80坪前後のゆとりある区画まで出やすいエリアです。
| 物件例 | 最寄り | 坪数 / 月額目安 | 状況 |
|---|---|---|---|
| いちご五反田 | 五反田駅 徒歩1分 | 8階 約88坪/坪2万円前半 | 募集中 |
| THE GATE GOTANDA EAST | 五反田駅 徒歩5分 | 6階 約80坪/応相談 | 募集中 |
| 日幸五反田 | 五反田駅 徒歩5分 | 8階 約61坪/応相談 | 募集中 |
五反田は「五反田バレー」と呼ばれるスタートアップ集積地。渋谷・恵比寿で予算が合わない成長企業の“受け皿”として選ばれやすく、コスト・アクセス・働く環境のバランスが良いエリアです。
JR山手線で都心へ、都営浅草線は京急線直通で羽田空港まで乗り換えなしと、出張の多い会社にも便利な立地です。さらに駅周辺がコンパクトにまとまっているため、駅から物件までの距離が近く、通勤や日々の移動の負担が小さく済みます。
渋谷・恵比寿は人気が高く坪単価も高水準ですが、五反田なら同じ山手線沿線でありながら賃料を3〜4割ほど抑えられます。「渋谷・恵比寿で良い物件が見つからない」という成長企業の移転先として選ばれており、都心アクセスを保ちつつコストを下げたい企業の受け皿になっています。
五反田は駅周辺の飲食店が豊富で、安くておいしいランチスポットが揃っているのも魅力です。毎日の昼食やちょっとした打ち合わせにも困らず、従業員の満足度につながる「働きやすい街」としての環境が整っています。
IT・スタートアップが集まる「五反田バレー」として知られ、同業や協業先が近いことでネットワーキングや採用の面でもメリットがあります。成長フェーズの企業が「都心アクセス良好でコストを抑えた拠点」として集まっています。
30人規模の移転は、現オフィスの解約予告6ヶ月前から逆算して動くのが基本です。標準的なスケジュールは次のとおりです。やるべきタスクの全体像は「オフィス移転のスケジュール&タスク完全ガイド」で詳しく解説しています。
| フェーズ | 内容 | 期間 |
|---|---|---|
| 物件探し | 条件整理・候補の絞り込み | 約1ヶ月 |
| 内見・比較 | 内見・社内検討 | 約1ヶ月 |
| 契約手続き | 申込・審査・契約 | 約1ヶ月 |
| 内装プランニング | レイアウト設計・業者選定 | 約2ヶ月 |
| 工事発注・内装工事・引越し | 発注〜工事〜什器搬入〜OPEN | 約2ヶ月 |
| 合計(決定からOPENまで) | 約6〜7ヶ月 |
🗓️ 自社の条件で試算するなら:cocosyの移転スケジュールシミュレーションに、現オフィスの広さ・新オフィスの坪数・内装のこだわり度を入力すると、日付入りスケジュールが自動で組み立てられます。前テナントの内装・設備を引き継ぐセットアップオフィスなら内装工事がほぼ不要で大幅に短縮できます。
毎月の賃料とは別に、初期費用としてまとまった資金が必要です。なかでも大きいのが内装まわりの費用で、下表は設計・間仕切り・設備・LAN・引っ越し・什器までを含んだ大概算です(近年は資材価格の高騰を反映してやや上昇)。工事項目の内訳は「オフィス移転時の内装工事費用」で詳しく解説しています。
| グレード | 坪単価の目安 | 65坪の概算 |
|---|---|---|
| セットアップ/居抜き | 10万円 | 約650万円 |
| シンプル | 20〜30万円 | 約1,300〜1,950万円 |
| スタンダード | 30〜40万円 | 約1,950〜2,600万円 |
| ハイグレード/大型物件 | 50〜70万円 | 約3,250〜4,550万円 |
※設計・間仕切り・設備・LAN・引っ越し・什器を含む大概算。資材価格や仕様により変動します。
上記に加えて、契約時には次のような費用も見込んでおきましょう(30人規模・65坪/坪単価約22,000円の目安)。初期費用の内訳や勘定科目は「オフィス移転の賃借に伴う初期費用の基本知識」も参考になります。
| 費用項目 | 目安 | 概算 |
|---|---|---|
| 敷金・保証金 | 賃料の6〜12ヶ月分 | 約780〜1,872万円 |
| 仲介手数料 | 賃料の約1ヶ月分 | 約130〜156万円 |
| 現オフィスの原状回復 | 坪3〜5万円(旧オフィス基準) | 広さに応じて |
※家具・什器・引っ越し費用は上の内装コストに含まれます(二重計上に注意)。
💡 コストを抑えるコツ:前テナントの内装・設備を引き継ぐ居抜き物件や、家具・内装があらかじめ整えられたセットアップオフィスを選べば、内装まわりの費用を坪10万円程度まで圧縮でき、工期も短縮できます。オーナー直契約なら仲介手数料も削減できます。
オフィス移転では賃料の1ヶ月分前後の仲介手数料が初期費用に上乗せされます。cocosyは「探さず、希望条件を載せるだけ」でオーナーから直接オファーが届く仕組みのため、毎日の検索の手間がなく、オーナーと直接契約できるので仲介手数料が不要または大幅に削減できます。ビルオーナーと直接賃貸契約を結ぶメリットもあわせてご覧ください。条件にマッチした物件は地図上に自動表示され、チームで比較・検討できます。
五反田で30人規模のオフィスは何坪必要ですか?
1人あたりの面積は一般企業で2〜3坪、スタートアップで1.5〜2坪が目安です。30人規模なら一般企業で60〜90坪、スタートアップで45〜60坪。標準的には60〜70坪(約198〜231㎡)が選択肢の多いサイズです。
五反田で30人規模のオフィスの賃料は月いくらくらいですか?
五反田の50〜100坪区分は坪単価2万円台前半(20,000〜24,000円・共益費込)が目安で、30人規模なら月額約120〜168万円です。共益費は坪単価に含まれ、別途上乗せされません。渋谷より3〜4割ほど抑えられます。
五反田は渋谷や品川と比べてどのくらい賃料が安いですか?
渋谷の50〜100坪区分は坪3万円台前半が目安なのに対し、五反田は坪2万円台前半。同じ山手線沿線でも坪単価で3〜4割ほど抑えられるため、コストを重視する企業の受け皿になっています。
移転はいつから動き始めればよいですか?
30人規模なら、移転を決めてからOPENまで約6〜7ヶ月が目安です。現オフィスの解約予告は6ヶ月前が一般的なので、入居希望日から逆算して半年以上前から動き始めると安心です。
cocosyとはどんなサービスですか?
希望条件を登録するだけで、物件オーナーから直接オファーが届くオフィス探しサービスです。毎日検索する手間なく、条件に合う物件と出会えます。テナント側の登録・利用は無料で、オーナーと直接やり取りするため仲介手数料が不要または大幅に削減できます。
五反田バレーとは?
「五反田バレー」は、東京・五反田エリアに集まるIT・スタートアップ企業群を指す通称です。渋谷より賃料を抑えつつ都心アクセスを保てることから、シード〜成長期のスタートアップが拠点を構え、現在も企業の集積が続いています。
五反田にオフィスを構えるデメリットは?
駅周辺はビルの築年数に幅があり、新築・ハイグレードな区画は数が限られます。人気の高まりで好条件の区画は早く埋まる傾向もあるため、希望条件(坪数・予算・入居時期)を早めに登録しておくと、条件に合うオファーを逃しにくくなります。
五反田で30人規模のオフィスを探すなら、まず必要な坪数の目安(一般企業60〜90坪/スタートアップ45〜60坪)と相場感(坪2万円台前半・月額約120〜168万円)を押さえ、移転に6〜7ヶ月かかること、内装まわりの初期費用がまとまった額になることを見込みましょう。渋谷・品川より賃料を抑えつつ山手線エリアに構えたい企業に、五反田は有力な選択肢です。物件探しの手間と仲介手数料、内装コストを抑えたい方は、希望条件を登録するだけでオーナーからオファーが届くcocosyをぜひ活用してみてください。
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