📅 2026年10月版 2026.10.1(相場データは毎月更新しています)|ライター:小堀恵一(株式会社Lexi/オフィス移転プラットフォーム「cocosy」運営)
事業が伸びて社員が30人規模になると、「今のオフィスが手狭」「会議室が足りない」といった声が増えてきます。いざ移転を考えると「五反田で30人なら何坪必要か」「賃料相場はいくらか」が分からず、最初の一歩でつまずく方は少なくありません。この記事では、五反田で30人規模のオフィスを借りるための必要な広さの考え方から賃料相場、移転スケジュール、費用、物件選びのチェックポイントまでを解説します。
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必要な広さは1人あたりの面積から逆算できます(会議室・共用部を含む)。一般的な企業では1人あたり2〜3坪、スタートアップは内装をタイトに設計する傾向があり1人あたり1.5〜2坪が目安です(1人あたり面積の定義や近年の推移は、オフィス家具メーカー・オカムラの調査コラム「オフィスの一人当たり面積とは?」も参考になります)。30人規模で計算すると次のようになります。
| 人数 | 一般企業(2〜3坪/人) | スタートアップ(1.5〜2坪/人) |
|---|---|---|
| 10人 | 20〜30坪 | 15〜20坪 |
| 30人 | 60〜90坪 | 45〜60坪 |
| 50人 | 100〜150坪 | 75〜100坪 |
つまり30人なら、スタートアップでタイトに設計すれば45〜60坪、一般的な企業なら60〜90坪が目安です。本記事では選択肢の多い60〜70坪(約198〜231㎡)を標準ケースとして相場や費用を解説します。増員計画と働き方に合わせた広さの決め方は「スタートアップ企業のオフィスは広さが重要?」も参考にしてください。
五反田エリアの坪単価相場(共益費込み)は規模によって次のように推移します。30人規模の60〜70坪は「50〜100坪」区分にあたります。
| 規模 | 坪単価(共益費込) |
|---|---|
| 50坪未満 | 平均23,000円 |
| 50〜100坪 | 平均24,500円 |
| 100〜300坪 | 平均26,200円 |
この坪単価(平均24,500円・共益費込)で30人規模(60〜70坪)の月額を試算すると次のとおりです。
| 坪数 | 月額目安(坪単価平均24,500円) |
|---|---|
| 60坪 | 約147万円 |
| 65坪 | 約159万円 |
| 70坪 | 約172万円 |
つまり30人規模なら毎月のオフィス費用は月額約147〜172万円が目安です。坪単価は共益費を含んだ総額のため、別途上乗せされることはありません(「管理費」「共益費」の違いもあわせて確認しておくと安心です)。契約時には敷金(賃料の6〜12ヶ月分)・礼金・原状回復などが別途かかります。
💡 ポイント:五反田は100〜300坪の大型区画でも坪2万円台前半で、都心の他エリアより割安に構えやすいのが特徴です。渋谷(50〜100坪で坪3万円台前半)と比べると3〜4割ほど割安で、コストを抑えつつ山手線エリアに構えたい企業に向いています。
参考までに、同じ30人規模でも渋谷の相場は50〜100坪区分で坪単価3万円台前半(30,000〜34,000円・共益費込)、月額にすると約180〜238万円が目安です。エリアごとの相場やオフィスの選び方を比較したい方は「渋谷で30人規模のオフィスを借りる相場と選び方」もあわせてご覧ください。
五反田の50〜100坪(30人規模)は募集区画が8月末→9月末で44→43区画と減少(8月比-1)。平均坪単価(共益費込)は25,500円から24,500円とほぼ横ばいです(cocosy掲載実績・2026年9月時点)。
| 月 | 募集区画数 | 平均坪単価(共益費込) |
|---|---|---|
| 8月 | 44区画 | 25,500円 |
| 9月 | 43区画 | 24,500円 |
五反田で30人規模(50〜100坪)の募集区画は、cocosyで最新の空き状況を確認できます。募集は日々入れ替わるため、条件を登録しておくと新着物件のオファーが届きます。
五反田で30人規模のオフィスは何坪必要ですか?
1人あたりの面積は一般企業で2〜3坪、スタートアップで1.5〜2坪が目安です。30人規模なら一般企業で60〜90坪、スタートアップで45〜60坪。標準的には60〜70坪(約198〜231㎡)が選択肢の多いサイズです。
五反田で30人規模のオフィスの賃料は月いくらくらいですか?
五反田の50〜100坪区分は坪単価平均24,500円(共益費込)が目安で、30人規模(60〜70坪)なら月額約147〜172万円です。共益費は坪単価に含まれ、別途上乗せされません。渋谷より3〜4割ほど抑えられます。
五反田は渋谷や品川と比べてどのくらい賃料が安いですか?
渋谷の50〜100坪区分は坪3万円台前半が目安なのに対し、五反田は坪2万円台前半。同じ山手線沿線でも坪単価で3〜4割ほど抑えられるため、コストを重視する企業の受け皿になっています。
移転はいつから動き始めればよいですか?
30人規模なら、移転を決めてからOPENまで約6〜7ヶ月が目安です。現オフィスの解約予告は6ヶ月前が一般的なので、入居希望日から逆算して半年以上前から動き始めると安心です。
cocosyとはどんなサービスですか?
希望条件を登録するだけで、物件オーナーから直接オファーが届くオフィス探しサービスです。毎日検索する手間なく、条件に合う物件と出会えます。テナント側の登録・利用は無料で、オーナーと直接やり取りするため仲介手数料が不要または大幅に削減できます。
五反田バレーとは?
「五反田バレー」は、東京・五反田エリアに集まるIT・スタートアップ企業群を指す通称です。渋谷より賃料を抑えつつ都心アクセスを保てることから、シード〜成長期のスタートアップが拠点を構え、現在も企業の集積が続いています。
五反田にオフィスを構えるデメリットは?
駅周辺はビルの築年数に幅があり、新築・ハイグレードな区画は数が限られます。人気の高まりで好条件の区画は早く埋まる傾向もあるため、希望条件(坪数・予算・入居時期)を早めに登録しておくと、条件に合うオファーを逃しにくくなります。
五反田で30人規模のオフィスを探すなら、まず必要な坪数の目安(一般企業60〜90坪/スタートアップ45〜60坪)と相場感(50〜100坪で坪平均24,500円・月額約147〜172万円)を押さえ、移転に6〜7ヶ月かかること、内装まわりの初期費用がまとまった額になることを見込みましょう。渋谷・品川より賃料を抑えつつ山手線エリアに構えたい企業に、五反田は有力な選択肢です。物件探しの手間と仲介手数料、内装コストを抑えたい方は、希望条件を登録するだけでオーナーからオファーが届くcocosyをぜひ活用してみてください。
この記事を書いた人
小堀恵一(株式会社Lexi 代表取締役)
オフィス移転プラットフォーム「cocosy」運営
東京都立大学経済学部卒業。2009年よりオフィス移転の現場に携わり、リクルート・エムスリー・DeNAなど大手企業の移転を担当。2018年に株式会社Lexiを設立し、不動産デベロッパー向けの物件紹介VR事業を大手各社に導入・定着させたのち事業を売却。物件情報の流通の非効率と情報の非対称性を解消するため、2022年からオフィス移転プラットフォーム「cocosy」を立ち上げ、運営中。3人の子どもの父。