📅 2026年6月版 2026.6.10(相場データは毎月更新しています)|ライター:cocosy運営局(オフィス仲介プラットフォーム「cocosy」運営)
社員が50人規模になると、組織として会議室・執務スペース・リフレッシュエリアのバランスが重要になり、本社機能の集約を検討する企業も増えます。いざ移転を考えると「渋谷で50人なら何坪必要か」「賃料相場はいくらか」が分からず、最初の一歩でつまずく方は少なくありません。この記事では、渋谷で50人規模のオフィスを借りるための必要な広さの考え方から賃料相場、移転スケジュール、費用、物件選びのチェックポイントまでを解説します。
必要な広さは1人あたりの面積から逆算できます(会議室・共用部を含む)。一般的な企業では1人あたり2〜3坪、スタートアップは内装をタイトに設計する傾向があり1人あたり1.5〜2坪が目安です。50人規模で計算すると次のようになります。
| 人数 | 一般企業(2〜3坪/人) | スタートアップ(1.5〜2坪/人) |
|---|---|---|
| 10人 | 20〜30坪 | 15〜20坪 |
| 30人 | 60〜90坪 | 45〜60坪 |
| 50人 | 100〜150坪 | 75〜100坪 |
つまり50人なら、スタートアップでタイトに設計すれば75〜100坪、一般的な企業なら100〜150坪が目安です。本記事では選択肢の多い100〜120坪(約330〜397㎡)を標準ケースとして相場や費用を解説します。増員計画と働き方に合わせた広さの決め方は「スタートアップ企業のオフィスは広さが重要?」も参考にしてください。
渋谷エリアの坪単価相場(共益費込み)は規模によって次のように推移します。50人規模の100〜120坪は「100〜300坪」区分にあたります。
| 規模 | 坪単価(共益費込) |
|---|---|
| 50坪未満 | 3万円台半ば(34,000〜36,000円) |
| 50〜100坪 | 3万円台前半(30,000〜34,000円) |
| 100〜300坪 | 3万円台半ば(34,000〜36,000円) |
この坪単価(34,000〜36,000円・共益費込)で50人規模(100〜120坪)の月額を試算すると次のとおりです。
| 坪数 | 坪単価34,000円 | 坪単価36,000円 |
|---|---|---|
| 100坪 | 約340万円 | 約360万円 |
| 110坪 | 約374万円 | 約396万円 |
| 120坪 | 約408万円 | 約432万円 |
つまり50人規模なら毎月のオフィス費用は月額約340〜432万円が目安です。坪単価は共益費を含んだ総額のため、別途上乗せされることはありません(「管理費」「共益費」の違いもあわせて確認しておくと安心です)。契約時には敷金(賃料の6〜12ヶ月分)・礼金・原状回復などが別途かかります。
💡 ポイント:渋谷は再開発でハイグレードな大型区画が増えており、100坪を超えるワンフロアの選択肢も拡大しています。坪単価は都内でも高水準のため、本社移転では立地のブランド価値と総コストのバランスがより重要になります。予算次第では、恵比寿・五反田など同じ山手線沿線へ範囲を広げる選択も有効です。
渋谷の100〜300坪は直近半年で募集区画45→46。2〜4月に絞れたあと5〜6月は回復。坪単価は3万円台前半中心です(cocosy掲載実績・2026年6月時点)。
| 月 | 募集区画数 | 平均坪単価 |
|---|---|---|
| 1月 | 38区画 | 3万円台前半 |
| 2月 | 33区画 | 3万円台前半 |
| 3月 | 33区画 | 3万円台前半 |
| 4月 | 33区画 | 3万円台前半 |
| 5月 | 44区画 | 3万円台前半 |
| 6月 | 46区画 | 3万円台半ば |
渋谷エリアの物件は、募集状況や賃料が変動するため、最新の区画・空き状況はcocosyでご確認ください。希望の坪数(50人なら100〜120坪)と予算を登録しておくと、条件に合う物件のオファーが届きます。再開発エリアではワンフロアの大型区画も出やすく、本社移転の検討にも向いています。
| 物件例 | 最寄り | 坪数 / 月額目安 | 状況 |
|---|---|---|---|
| ガーデンキューブ渋谷神南 | 渋谷駅 徒歩6分 | 3階 約122坪/応相談 | 募集中 |
| NBF渋谷イースト | 渋谷駅 徒歩8分 | 7階 約108坪/応相談 | 募集中 |
| 渋谷道玄坂東急 | 渋谷駅 徒歩4分 | 6階 約147坪/応相談 | 募集中 |
渋谷はIT・スタートアップが日本で最も集まる街のひとつ。大規模再開発でグレードの高いビルが増え、採用やブランディングの面でも選ばれています。一方で坪単価は都内でも高水準のため、予算とのバランスが鍵になります。
JR山手・埼京・湘南新宿ライン、東急東横・田園都市線、京王井の頭線、東京メトロ銀座・半蔵門・副都心線が集結。広域から通えるため、人数が増えても通勤利便を保ちやすく、採用時の訴求力も高い立地です。
同業やVC・協業先が近く、情報交換や採用で有利。「渋谷に本社」というだけで採用広報の効果が期待でき、50人規模の本社拠点としてブランド価値を発揮します。
渋谷スクランブルスクエアや桜丘の再開発で、ハイグレードな大型区画の選択肢が拡大しています。100坪を超えるワンフロアも見つけやすく、本社移転や増員に対応しやすくなっています。
坪単価が高めのため、コストを抑えたい場合は恵比寿・五反田など同じ山手線沿線へ広げる選択も有効です。大型区画は総額も大きくなるため、複数エリアの比較が効果的です。
50人規模の移転は、現オフィスの解約予告6ヶ月前から逆算して動くのが基本です。標準的なスケジュールは次のとおりです。やるべきタスクの全体像は「オフィス移転のスケジュール&タスク完全ガイド」で詳しく解説しています。
| フェーズ | 内容 | 期間 |
|---|---|---|
| 物件探し | 条件整理・候補の絞り込み | 約1ヶ月 |
| 内見・比較 | 内見・社内検討 | 約1ヶ月 |
| 契約手続き | 申込・審査・契約 | 約1ヶ月 |
| 内装プランニング | レイアウト設計・業者選定 | 約2ヶ月 |
| 工事発注・内装工事・引越し | 発注〜工事〜什器搬入〜OPEN | 約2ヶ月 |
| 合計(決定からOPENまで) | 約6〜7ヶ月 |
🗓️ 自社の条件で試算するなら:cocosyの移転スケジュールシミュレーションに、現オフィスの広さ・新オフィスの坪数・内装のこだわり度を入力すると、日付入りスケジュールが自動で組み立てられます。前テナントの内装・設備を引き継ぐセットアップオフィスなら内装工事がほぼ不要で大幅に短縮できます。
毎月の賃料とは別に、初期費用としてまとまった資金が必要です。なかでも大きいのが内装まわりの費用で、下表は設計・間仕切り・設備・LAN・引っ越し・什器までを含んだ大概算です(近年は資材価格の高騰を反映してやや上昇)。工事項目の内訳は「オフィス移転時の内装費用はどれくらいかかる?」で詳しく解説しています。
| グレード | 坪単価の目安 | 110坪の概算 |
|---|---|---|
| セットアップ/居抜き | 10万円 | 約1,100万円 |
| シンプル | 20〜30万円 | 約2,200〜3,300万円 |
| スタンダード | 30〜40万円 | 約3,300〜4,400万円 |
| ハイグレード/大型物件 | 50〜70万円 | 約5,500〜7,700万円 |
※設計・間仕切り・設備・LAN・引っ越し・什器を含む大概算。資材価格や仕様により変動します。
上記に加えて、契約時には次のような費用も見込んでおきましょう(50人規模・110坪/坪単価約35,000円の目安)。初期費用の内訳や勘定科目は「オフィス移転の賃借に伴う初期費用の基本知識」も参考になります。
| 費用項目 | 目安 | 概算 |
|---|---|---|
| 敷金・保証金 | 賃料の6〜12ヶ月分 | 約2,244〜4,752万円 |
| 仲介手数料 | 賃料の約1ヶ月分 | 約374〜396万円 |
| 現オフィスの原状回復 | 坪3〜5万円(旧オフィス基準) | 広さに応じて |
※家具・什器・引っ越し費用は上の内装コストに含まれます(二重計上に注意)。
💡 コストを抑えるコツ:前テナントの内装・設備を引き継ぐ居抜き物件や、家具・内装があらかじめ整えられたセットアップオフィスを選べば、内装まわりの費用を坪10万円程度まで圧縮でき、工期も短縮できます。オーナー直契約なら仲介手数料も削減できます。
オフィス移転では賃料の1ヶ月分前後の仲介手数料が初期費用に上乗せされます。大型区画では金額も大きくなるため、削減の効果も大きくなります。cocosyは「探さず、希望条件を載せるだけ」でオーナーから直接オファーが届く仕組みのため、毎日の検索の手間がなく、オーナーと直接契約できるので仲介手数料が不要または大幅に削減できます。ビルオーナーと直接賃貸契約を結ぶメリットもあわせてご覧ください。条件にマッチした物件は地図上に自動表示され、チームで比較・検討できます。
渋谷で50人規模のオフィスは何坪必要ですか?
1人あたりの面積は一般企業で2〜3坪、スタートアップで1.5〜2坪が目安です。50人規模なら一般企業で100〜150坪、スタートアップで75〜100坪。標準的には100〜120坪(約330〜397㎡)が選択肢の多いサイズです。
渋谷で50人規模のオフィスの賃料は月いくらくらいですか?
渋谷の100〜300坪区分は坪単価3万円台半ば(34,000〜36,000円・共益費込)が目安で、50人規模(100〜120坪)なら月額約340〜432万円です。共益費は坪単価に含まれ、別途上乗せされません。大型区画は総額が大きいため、複数エリアの比較もおすすめです。
渋谷で100坪を超える大型区画は見つかりますか?
渋谷スクランブルスクエアや桜丘などの再開発で、ハイグレードな大型区画が増えています。100坪を超えるワンフロアも以前より見つけやすくなっていますが、人気が高く動きも早いため、希望条件を早めに登録しておくのが有効です。
移転はいつから動き始めればよいですか?
50人規模なら、移転を決めてからOPENまで約6〜7ヶ月が目安です。現オフィスの解約予告は6ヶ月前が一般的なので、入居希望日から逆算して半年以上前から動き始めると安心です。大型区画は内装工事の規模も大きくなるため、早めの着手が安全です。
50人規模の内装費用はどのくらいかかりますか?
設計・間仕切り・設備・LAN・引っ越し・什器を含む大概算で、坪単価はスタンダードなら30〜40万円(110坪で約3,300〜4,400万円)が目安。セットアップ/居抜きなら坪10万円程度(約1,100万円)まで抑えられます。
cocosyとはどんなサービスですか?
希望条件を登録するだけで、物件オーナーから直接オファーが届くオフィス探しサービスです。毎日検索する手間なく、条件に合う物件と出会えます。テナント側の登録・利用は無料で、オーナーと直接やり取りするため仲介手数料が不要または大幅に削減できます。
渋谷で50人規模のオフィスを探すなら、まず必要な坪数の目安(一般企業100〜150坪/スタートアップ75〜100坪)と相場感(100〜300坪で坪3万円台半ば・月額約340〜432万円)を押さえ、移転に6〜7ヶ月かかること、内装まわりの初期費用がまとまった額になることを見込みましょう。坪単価は高めですが、採用・ブランディング効果と再開発による大型区画の充実から、渋谷は本社移転を見据える企業に有力な選択肢です。物件探しの手間と仲介手数料、内装コストを抑えたい方は、希望条件を登録するだけでオーナーからオファーが届くcocosyをぜひ活用してみてください。
📊 渋谷のオフィス相場・規模別まとめ(10〜50人)で、全規模の相場と募集件数の最新推移をまとめて確認できます。
最終更新日 2025年1月31日 上場企業が多く、ビジネス街...
オフィス移転を控える企業担当者の皆さま、移転作業の効率化とス...
事務所・オフィス移転・改修に伴う適正面積の算出、快適な環境の...